【鬼滅】玄弥は呼吸を使えない?そのヤバすぎる能力とは?

いよいよ戦闘回がスタートし、俄然盛り上がってきた『刀鍛冶の里編』ですね。

上弦の鬼二体が相手という『鬼滅の刃』始まって以来の危機に玄弥は呼吸を使っていません。

実は玄弥は呼吸は使わないのではなく、「使えない」というのが本当の所のようで、その代わり彼は特異体質を身につけております。

徐々に明らかになっていく玄弥の能力について考察して見たいと思います。

鬼滅の謎、玄弥は呼吸を使わず、数ヶ月で別人の肉体に!?

まず玄弥のプロフィールを見て見ましょう。

声優は岡本信彦さんが務めてらっしゃいます。

氏名 不死川玄弥(しなずがわげんや)
階級 癸(みずのと) → 丁(ひのと)
誕生日 1月7日
年齢 16歳
身長 選別時160cm → 180cm
体重 選別時56kg → 76kg
出身地 東京府 京橋區(現:中央区 京橋)
趣味 盆栽
好きなもの スイカ

兄への思いから禁忌「鬼喰い」に手を出す!

注目すべきは最終選別の時は一六〇センチだった身長が最終的には一八〇センチに伸びていることです。

実は彼は鬼との戦闘では呼吸が使えない代わりに、鬼を食って鬼の力を自らのものにする鬼喰いという禁忌を犯していたのです。

鬼喰いをすると鬼の能力を人間が手にできるので、呼吸を使えないハンデを補えたことになるのですが、時として暴走して制御不能になることもあり、隊の中では禁忌とされています。

鬼喰いは人の心を狂わせる!?

事実、初めて鬼喰いをした時、暴走した玄弥は悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)に助けられ、それが縁で弟子になっていますが、最初は鬼喰いを咎められ剣士を辞めるよう促されるのです。

しかし、玄弥の固い決意を知った行冥は玄弥を弟子にして教育することになりました。

同時に異常が起こらないよう定期的に蝶屋敷に検診に行くよう行冥に薦められ、素直に実践していたようです。

炭治郎と廊下をすれ違い二度目の遭遇をしたのも、この定期検診の時のようです。

胡蝶しのぶにも鬼喰いを咎められていたそうなので、やはり人体にとってはデメリットの方が大きいのかもしれません。

【鬼滅】玄弥は呼吸を使えないけど隊にこだわり戦う理由は?

玄弥の思いは柱になって兄の実弥に過去を詫びたいという強い思いがあります。

彼が鬼喰いに走ったのも、自分の身体能力の無さや呼吸も使えない才能の無さに焦りを感じ、止むに止まれずタブーを行ったという感じだったのでしょう。

その結果不死身の体を手にし、刀と短筒を使う個性的なスタイルを編み出すことになるのでした。

兄実弥との強い絆と家族愛

実弥と玄弥は元々仲のいい兄弟でした。

父親はろくでなしでしたが、刺されて急に亡くなったために二人で家族を守ろうと決意を固めます。

母親は小さな体で朝から晩まで働き、家計を支えていました。

というのも実弥と玄弥の下には五人の幼い弟や妹たちがいたからです。

なので、実弥と玄弥は家族を守る誓いを立てるのです。

 

実弥「家族は俺たち二人で守ろう。これからは、俺とお前でお袋と弟たちを守るんだ」

玄弥「これからはじゃなくて、これからもだよな」

 

実は兄の実弥に謝りたい!壮絶な過去とは!?

しかし、ある日の夜、仕事に出かけたまま母は帰宅しませんでした。

実弥は母を探しに行き、家で玄弥が帰りをまちます。

そしてまもなく夜も明けようとする時、戸が叩かれ、母が帰ってきたものと弟達は玄弥が止めるのも聞かず戸を開けてしまいます。

すると獣が乱入し、幼い妹や弟達は傷つけられ、玄弥も危うく命を落とす所でした。

そんななか実弥が玄弥を助け獣を成敗しました。

しかし、獣と思っていたのは鬼になった母親だったのです。

この時玄弥は兄を罵りました。

【鬼滅】玄弥の呼吸ではなく鬼喰いが武器?前例があった鬼を喰らう剣士

鬼達との最終決戦に玄弥も参戦し、上弦の壱・黒死牟(こくしぼう)と対峙(たいじ)します。

しかし、元々剣士であった黒死牟の剣によって胴体を真っ二つに。

普通の人間ならひとたまりもありません。

しかし、鬼の体質の玄弥はそれでも生き続けるのでした。

三百年前にもいた鬼喰いの剣士

玄弥は黒死牟の髪の毛を食べたことで胴体がくっつく凄まじい回復力を見せ、さらに鬼化が進んで、微かに無惨の声が聞こえたりします。

 

黒死牟「三百年以上前…お前と同じく鬼喰いをしている剣士がいた…」

 

と発言しており、鬼喰いをする剣士は過去にも存在したことがわかります。

が、同時に胴体を切断すると絶命することも語られており鬼喰いも不死身ではないことが伺えます。

しかし、そんな状態で玄弥の能力は向上を続け、血鬼術を使えるようになり、肉弾を放つまでに覚醒したのです。

そのことからも、過去の鬼喰いの歴史の中でも玄弥の能力は飛び抜けたものだったのかもしれません。

黒死牟は四百年前に鬼殺隊士だったという設定ですが、鬼喰いを行っていた剣士についての言及はありませんでした。

いつか外伝で描いていただきたいものです。

【鬼滅】玄弥の呼吸は?まとめ

いかがでしたか?

とにかく柱になって兄に謝りたい一心で剣士としての職務を全うし、劣っている能力をカバーするために止むに止まれず鬼喰いをおこなった玄弥。

彼は呼吸をマスターできなかった代わりにタブーを犯して鬼喰いを行った結果、上弦の肆・半天狗との戦いでは怪力を得ますが、暴走しかかったり危険な一面を覗かせることも。

ちなみに『刀鍛冶の里』の時点では、兄の実弥も玄弥の鬼喰いについては知りません。

ダークなイメージから好感度が低い不死川兄弟ですが、鬼喰いのエピソードの裏にある悲しいストーリーを知ると、目頭が熱くなってきますよね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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