【鬼滅】 考察! 青い彼岸花が見つからない二つの理由!

鬼滅の刃の中でもさまざまな考察がなされているのが、青い彼岸花の存在です。

物語の発端ともいうべき平安時代の鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)誕生の裏に青い彼岸花が大きく関わっていました。

なぜ鬼舞辻は鬼たちに青い彼岸花を見つけ出すよう指令を出したのでしょう?

そしてなぜいくら探しても青い彼岸花は見つからないのでしょうか?

今回は禁断の植物、青い彼岸花の存在について考察してみたいと思います。

【鬼滅】 考察! 青い彼岸花が見つからない理由はこれだ!

二十三巻で青い彼岸花の謎がついに明かされました。

昼間の時間帯だけ咲く

やはり鬼が活動できない昼間の時間にだけ咲く性質を青い彼岸花は持っていました。

これはある程度予想できましたが、納得の理由ですね。

一年のうち咲くのは二〜三日だけ

これだとほとんどが希少価値

上記の理由で鬼には探し当てることができず、一般的にも認知されづらい特性を持っていた花だったのです。

平安時代から大正時代まで千年にわたって闇の世界に跋扈していた鬼が探し出せなかったというのも当然なのかもしれません。

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【鬼滅】 考察! 青い彼岸花が最強の鬼を生み出した?

鬼舞辻無惨は平安時代に生を受けました。

しかし生まれつき体が弱く病気がちで二十歳まで生きられないと言われてました。

そんな中優しい医師によって試験薬を摂取したのでした。

医師が調合した試験薬には思いもよらぬ効能が!

鬼舞辻のために医師が苦心して開発した試験薬を摂取したのですが、一向に症状は良くなリませんでした。

憤った無惨はその医師の命を奪ってしまいます。

しかしながら、その後徐々に肉体は快方に向かい、やがて強大な力を得たことを自覚するのでした。

医師が開発した試験薬には幻の植物である青い彼岸花が調合されており、無惨は鬼になってしまったのです。

青い彼岸花のありかは医師のみが知っていたので、鬼舞辻は不死身の鬼になるべく青い彼岸花を探し続けるのです。

強大な力と共に思わぬ弱点が!

鬼舞辻ら鬼達には太陽を浴びると消滅してしまうという弱点がありました。

そのために鬼は夜にしか活動できないのです。

太陽を克服し、完璧な生物になることを目標に、鬼舞辻は青い彼岸花は探し求めるのです。

「青い彼岸花を探せ!」

そして、自分と同じく強大な力を持った鬼を次々に生み出し、夜になると人里に出て人を食い、犠牲者が増えて行きましたが、太陽の克服には至りませんでした。

やはり完璧な生命体を目指す中で、青い彼岸花の発見が求められたのですが………どれだけ手下の鬼が手を尽くしても、見つけ出すことができなかったのです。

では一体なぜ、青い彼岸花は発見できなかったのでしょうか?

【鬼滅】 考察! 青い彼岸花の専門家はあの隊士の子孫?

鬼滅の刃の舞台は大正時代ですが、原作漫画の最終回には、何と一世紀後の現代の日本が描かれています。

その中で、嘴平青葉(はしびらあおば)という人物が登場しました。

嘴平 青葉(はしびら あおば)ってまさか………?

  • 性格:気弱で草食系
  • 職業:植物学者

若き植物学者の嘴平青葉(はしびらあおば)は、伊之助とアオイのひ孫。

学級委員長タイプのアオイと、有事には一騎当千の働きをしながら、平時は問題児タイプの伊之助が結婚し、その三代のちの子孫である青葉は、伊之助の美男子DNAと、アオイの聡明で勤勉で、少し臆病な性格を受け継いだようです。

体型はスリムで物憂げな雰囲気を持っていて、ザ・草食系男子。

内向的な性格で、せっかく実績をあげた研究所を、自身のミスでクビにされてしまい、公園で一人メソメソしながら弁当を食べているところなどは、アオイの性格を思わせます。

青葉が自らが発見し、一躍世間から注目を集めたのが“青い彼岸花”だったのです。

青い彼岸花の秘密を解明し時の人に!そしてまさかの大失敗!

そして彼は、青い彼岸花が咲くのは日中だけで、夜は大きなつくしのようにしか見えないことや、気候など外的環境の影響によって咲かない年も多いという非常に繊細な植物であることを発見しました。

そんな世にも珍しい青い彼岸花を発見した植物のスペシャリストとして一躍有名人になった青葉くん。

しかしあろうことか、肝心の青い彼岸花をうっかり全て枯らしてしまうという大失態を犯してしまい、世間から非難を受けることになってしまった研究所は、やむなく会見を開き、謝罪に追い込まれます。

青葉のミスが世界を救った?

物語の中でこの青い彼岸花は、最初の鬼である鬼舞辻無惨が青い彼岸花の入った薬を飲んだことで鬼になっています。

そう考えると、嘴平青葉は研究者としては取り返しのつかない大失敗をしてしまったように見えるのですが、反面では、青い彼岸花を絶滅させたことによって、第二の鬼舞辻無惨誕生の可能性を無くし、世の中をはからずも救ったと言えるのではないでしょうか?

先祖の伊之助達が命懸けで鬼を撲滅させ、再び鬼が復活しないよう、子孫の青葉が完全に鬼の根を絶ったというのは、まさに人智を超えた天の采配というべきなのかもしれません。

【鬼滅】 考察! 青い彼岸花が見つからない二つの理由!まとめ

青い彼岸花をめぐるエピソードはまさかの現代までつながっていたのでした。

平安時代から鬼舞辻が千年に渡って探し求めた青い彼岸花が、鬼舞辻の死後百年少したってから鬼殺隊の子孫によって発見され、その謎も解明されたのですから、時を越えたロマンを感じますね。

青い彼岸花は昼間のみ咲き、しかも一年のうち二、三日しか花が開かないとなると、鬼が自力で見つけ出すのは不可能に近い気がします。

そんな禁断の植物の謎を解明し脚光を浴びた青葉くんは、一つ間違えるとまたパンドラの箱を開けてたかもしれません。

そんな憂いをはらんだ青い彼岸花は淘汰されてしかるべき存在だったのかもしれないですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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